都会のオアシス、谷津干潟
英語名 | Yatsu-higata |
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登録日 | 1993年6月10日 |
面 積 | 40.1 ha |
湿地のタイプ | 干潟 |
所在地 | 千葉県習志野市 |
座 標 | 北緯35度40分、東経140度00分 |
標 高 | 0 m |
国際登録基準 | 3 |
保護の制度 | 国指定谷津鳥獣保護区谷津特別保護地区 |
シギ・チドリ類が多く飛来することで知られており、毎年約100種類が確認されています。種数が多いのは、春(4月上旬~5月中旬)と秋(7月下旬~10月初旬)のシギやチドリです。個体数が多いのは、カモ類やハマシギ、ダイゼンなどのシギ・チドリ類が多い冬の時期(11月~3月)です。
かつて東京湾一帯には、日本でも有数の広大な干潟が広がっていましたが、江戸から東京への近代化の過程で次々と埋め立てられ、工業用地、住宅地、道路などへと変貌してきました。そうした開発の歴史のなかで、地元の熱心な保護活動によって残されました。
習志野市の施設である谷津干潟自然観察センターでは、市内の小学校と連携し、干潟を軸とした様々な環境教育プログラムを実施しています。また、谷津干潟のある習志野市はオーストラリア・クイーンズランド州のブーンドル湿地のあるブリスベン市と湿地提携を結び、市民が交流活動を行っています。
谷津干潟公園は、野鳥の観察が行える観賞観察ゾーン、干潟の生物などが観察できる干潟観察ゾーン、豊かな緑の中でレクリエーションが楽しめるセンターゾーンがあります。
谷津干潟公園(習志野市)情報提供:習志野市
谷津干潟自然観察センターでは、館内から谷津干潟が一望でき、備え付けの望遠鏡で観察を楽しめます。レンジャーが常駐し、自然や水鳥の観察を案内します。年間を通じて様々な自然体験プログラムなどのイベントを行っています。
谷津干潟自然観察センター イベント情報情報提供:習志野市