英語名 | Izu-numa and Uchi-numa |
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登録日 | 1985年9月13日 |
面 積 | 559 ha |
湿地のタイプ | 淡水湖 |
所在地 | 宮城県栗原市・登米市 |
座 標 | 北緯38度43分、東経141度06分 |
標 高 | 6 m |
国際登録基準 | 2、3 |
保護の制度 | 国指定伊豆沼鳥獣保護区伊豆沼特別保護地区 |
マガンとオオハクチョウをはじめとする水鳥類の国内最大級の越冬地で、中でもマガンは10万羽あまりが越冬します。
真冬でも凍結し難い沼が天敵を近づけず、周囲の水田の落ち籾やハス群落のレンコンを採食する渡り鳥にとって良好な越冬地になっています。日の出とともに一斉に飛び立つ数千羽以上のマガンの羽音は、その迫力から「日本の音風景100選」にも選ばれています。
昆虫類は数百種が知られ、オオセスジイトトンボなどの希少な水生昆虫が見られます。水底にはカラスガイなどの底生生物、淡水魚類はタナゴ、ギバチなど約40種みられ、中でも東日本固有の希少種であるゼニタナゴの最大の生息地となっています。また、湖内には国内最大級のハス群落が広がり、アサザやガガブタといった希少な植物の群落も分布しています。
沼ではオオクチバスの駆除活動が4月下旬から6月末に行われ、県内外から多くのボランティアが参加します。駆除活動の結果、オオクチバスの捕食によって減少していた淡水魚の数が増加しつつあり、この活動は環境省のオオクチバス駆除活動モデル事業の一つに指定され、中高生や大人の体験学習の場になっています。
朝日に舞う鳥の群れを見に、各地から野鳥愛好家や写真家が訪れ、数万羽以上のマガンが一斉に飛び立つ時の羽音は、その迫力から「日本の音風景100選」にも選ばれています。
情報提供:登米市
ゆでた沼えびを白い餅に絡めた「えび餅」は、栗原の特徴的な 餅料理のひとつで、昔からお正月やお祝いの席などで食べられてきました。
栗原市観光ポータルサイト ぎゅぎゅっとくりはら情報提供:栗原市
ハスの開花時(8月)に合わせて開催します。期間中は、小型遊覧船が運行され、湖面いっぱいに咲き乱れるハスの花の間を進んでいく眺めはまるで極楽浄土のようです。
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伊豆沼・内沼に数多く生息する昆虫の生態を、標本や映像など で紹介している施設です。世界中の蝶や甲虫の標本も展示していて、入館無料で観覧できるミュージアムです。
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水辺や田園地帯、歴史的な景観、街並みなど、地域に昔からあるありのままの風景を歩く速さで巡り、地域の方との交流を楽しんでいただく体験プログラムです。
おいでよ!いずぬま いずぬまの体験情報総合サイト情報提供:登米市
施設名:宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(鳥館)
URL:http://izunuma.org/1_1.html
施設名:栗原市サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)
URL:https://www.kurihara-kb.net/publics/index/275/
施設名:登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(淡水魚館)
URL:https://www.city.tome.miyagi.jp/kankyo/kurashi/sekatsukankyo/izunuma/sankutyuari.html
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